心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

〈本〉人生を思い通りに操る片づけの心理法則 (メンタリストDaigo)

 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

 

 ■はじめてDaigoさんの本を買ってみました。

 ”はじめに”の中にあった、「一度片づけたら、二度と元に戻らない片づけの技法を伝授します。(P3)」という一文が気になったからです。

 

 ■これまでも何度か片づけマイブームがありました。影響をうけたのは、主にこれらの本がきっかけです。

 

新 ガラクタ捨てれば自分が見える (小学館文庫)

人生がときめく片づけの魔法

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

 

とくに、「ガラクタ捨てればー」を読んだときは、読んでいる途中から片づけたい衝動に駆られたのを覚えています。この本で「モノを手放す」ことを覚えました。

 

もともと整理することや部屋の模様替えが好きでした。趣味といってもいいかもしれません。デザインや見栄えのよさよりも、使い勝手がよいこと、機能的であることの方が重要と考える質実剛健型です。(PC関係の整理は全くダメなので、これからの課題です。)

 

■そんな傾向があるため、冒頭の一文が妙に心に残りました。たしかに、片づけること自体が目的になってしまっているようです。

 

何のために片づけをするのか。

「片づけ=自分のリソースを目標に向かって集中できる環境をつくること」は、あなたが幸福になるために必須の作業なのです。(P2)

 

迷う時間、モノを探す時間、管理する時間を減らして、そのぶん自分がやりたいことを実現できるようにする。これが片づけの本当の目的なのです。(P19)

 

■片づけの基本である3つの原則

 

①「3択」の原則

 →選択肢を3つにすると、即断即決ができる。

②「初速最大化」の原則

 →必要なモノを手に取りやすくし、行動にとりかかるための手順を減らす。場所と行動との結びつきを強化する。

③「ローコスト管理」の原則

 →整理に手間がかかったり、メンテナンスが面倒だったりするモノを減らす。

 

 ■さらに面白いと思ったのは、とかく片づけは「いかに捨てるか」について語るものが多いのですが、ここではつぎのように語られます。

 

本来の片づけとは、大事なモノ、持ち続けるモノを選ぶことです。

必要なモノをまず選んでしまえば、それ以外は自動的に捨ててもいいモノということになります。つまり、捨てるべきモノを選ぶ技術などいらないのです。

 

そして、これから持ち続けるモノを選ぶということは、未来を選ぶことでもあり、人生を選ぶことでもあります。最初から、いらないモノに目を向けるのはやめましょう。むしろ、片付けを必要なモノに目を向ける練習の機会にするべきです。(P54)

 

たしかに、その通りですね。

 

■二度と片づけなくていい部屋をつくるための、毎日の片づけ習慣7つ

 

習慣1:1イン2アウト

習慣2:一日一与

習慣3:5秒以内に元に戻せるルール

習慣4:6割収納ルール

習慣5:数量限定

習慣6:写真暗示

習慣7:自然に片付く小技の活用

 

このあと、スケジュールの片づけ方にも触れています。

よい人生をデザインするために片づけが必要だというところに焦点があるのがDaigoさんの本の特徴でしょうか。

 

■今日から実践したい学びは、つぎの3つです。

 

・モノの数量を決める

・「3択」を意識して片づける

・「ローコスト」管理できるモノかを判断基準に取り入れる