心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

FP3級試験を受けてきました(リタイアメントプランニングの準備として)

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やれやれ、やっと終わりました。

昨日は、受験を申し込んでいたファイナンシャルプランナーの試験日でした。

 

5月のGW明け、気がついてみれば試験日まで2週間あまり!!

いくら簡単といわれる試験でも、さまざまなジャンルから広く浅く出題されますのでひととおり目を通さないことにははじまりません。

 

5月後半は、せっせと勉強に励んでおりました。久しぶりによい脳トレになりました。

 

■受験を決意した理由は

 今回、試験を受けてみようと思ったのはただひとつ。 

「『お金』にまつわる不安を少しでも取り除きたい!」につきます。

 

「人生100年時代」といわれると、素晴らしい未来よりもリスクの方がさきに頭に浮かんでしまうのはネガティブすぎるのでしょうか。

 

本当は、経験や年齢をかさねることによってしか身につかない魅力があること、成熟とか円熟とかいう側面からもっと語られるべきだと思います。そうしたモデルケースだってたくさんありますよね。

 

それでも、実際に耳にするのは不安な情報ばかり。

全部うのみにしていたら、将来ゴミ屋敷で孤独死しているのではないかという気にさせられます。

 

たしかに、体が衰えてゆくこと。病気のリスクの増加。さらには認知症のように自分の判断力にさえ自信が持てなくなったとしたら...。不安を数えはじめたらきりがありません。

 

だからこそ、リスクに備えてできる準備をする。

とくべつ秀でた能力や経済力があるわけでもない、フツーの庶民ですのでなおさらです。

 

ちょっと気がつくのが遅すぎるのかもしれませんが仕方ありません。「今から、これから」です!!

 

そのひとつがFP3級試験というのが自分でも短絡的で、ちょっと気恥ずかしくはあるのですが。

 

それでも、今回学んでみてよかったことのひとつは「金融資産運用」の基礎を学べたことです。いちばん苦手意識がつよく、さっぱり分からない分野でした。

 

街で目にするドル・コスト平均法だの、アセット・アロケーションだのという言葉もちんぷんかんぷん。ニュースで聞くidecoとNISAのちがいも分からない。もっと白状すれば、日経平均株価とか東証株価指数(TOPIX)もきちんと説明できない。

というのが、これまでの私です。

 

ちょっとだけ、そうした苦手意識がなくなりました。

受験者に年配の方も多く見受けられたのも意外な発見でした。何にせよ、新しいことを知るというのは楽しいことでもありますね。

 

 ただ、私の場合はこうした基礎知識を知ることが目的だったので、これ以上の上位資格を目指すつもりはまったくありません。それは、ちょっと手に余る感じです。

 

得た知識を、これからの生活でひとつでも役立てていかれるようになるのが最終目的です。 めざすのは「我が家専属のファイナンシャルプランナー」です。 

 

■受験を終えてみて 

 今回受験してみての感想は、もうひとつ。

こうした実学を若年層の方にこそ勉強してほしいなと思いました。

 

勉強していて、もっと若い時に知っていたらと思うこともたくさんありました。

保険の選び方、財形の活用の仕方、それこそ投資の知識は早くから身につけておけば自分の身を守ることにもなるでしょう。

 

幸せに暮らすことに「お金」は絶対条件ではないと思いますが、安心して暮らしていくことの「備え」にはなると思います。

 

まずは、ほったらかしにしていた庭の雑草の手入れをしながら、これから何をはじめるか考えてみたいと思います。