心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

木曽漆器祭りに行ってきました

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週末を利用して、「木曽漆器祭り」に行ってきました。

 

昔から、うるし塗りのうつわが好きでした。どういう訳か、手にしたときに少しだけ幸せな気持ちになるのです。

 

ただし、工芸品のようなものではなく、暮らしの中でくり返し使うことのできる気取りのないものが好きです。そして、なにより軽い。この軽さも大きな魅力のひとつです。

 

たしかに、扱いは少しだけ気をつけなければなりません。基本的に、食洗機は使えません。(最近は、食洗機対応と書かれたものもありますが…。)研磨剤の入ったスポンジもダメです。使ったら、すぐに洗って乾かします。でも、気をつけているのはその程度。とくに慎重に扱うこともなくガンガン使っています。

 

そんな私が楽しみにしているのは、年に一度開かれるこのお祭り。漆にかかわるお仕事をされている方が多く暮らしている平沢地区という場所で開催されているお祭りです。


木曽漆器祭・奈良井宿場祭 – 木曽漆器祭・奈良井宿場祭は木曽平沢で行われる年に一度のお祭です。「大漆器祭」や「お茶壺道中」など、木曽の魅力溢れるイベントが満載!

 

モノを増やしてはならないという葛藤と戦いながらも、今回は銘々皿やカトラリーなどをいくつか購入してみました。使い道を考えるのも楽しみです。

 

そして、もうひとつの魅力はその地域ならではの文化に触れられることです。

 

今回は、うど汁の振る舞いに偶然出くわしてご馳走になってきました。例えてみると、豚汁に鯖缶とうどを追加したような不思議な味でした。これまで、うどを汁物に使うという発想もありませんでしたが、予想外においしかったので、今度は自宅でもマネしてみようと思っています。

 

ときには、購入したお店でお茶などを振舞ってくださることもあります。「この辺りでは、(田舎なので)食事のできる場所もないですから」といいながら心づくしの山菜料理をご馳走になることもありました。つくし料理というものを初めて食べたのもこのお祭りでした。

 

今年は、木曽くらしの工芸館の中庭にある売店で朴葉寿司というものを発見したため、他にも売っていた五平餅や牛スジの煮込み、なめこ汁などと一緒にいただいてみました。朴葉に包まれている様子がなんとも可愛らしかったです。

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(見て回ることに一生懸命で、お祭りの様子を写真に撮ることをすっかり忘れていました。今回は、食事の写真だけ載せておきます。)

 

そして、今回は残念ながら行かれませんでしたが、奈良井宿方面まで足を運ばれる方にはぜひ立ち寄ってもらいたいお蕎麦屋さん情報をひとつ。

信州木曽路のそば処 手打ちそば くるまや本店

しっかりした田舎蕎麦がお好きな方にはおすすめです。

 

木曽エリアは、すぐ近くまで山々が迫っている、まさしく「木曽谷」です。大好きなヤマボウシもあちこちで咲いており、どこを見ても緑に囲まれて森林浴をしたような清々しい気持ちにもなれました。

 

スッキリとリフレッシュさせてもらいましたので、また一週間頑張りたいと思います。