〈50代からのスマホ生活〉マイナンバーカード(個人番号カード)をスマホから申請してみました
数年前、マイナンバー制度の導入は大きなニュースになっていましたね。
当時、「マイナンバーカードをつくりましょう!」という掛け声もよく耳にしました。
それでもカードの必要性はよく分かりませんでしたし、 「とりあえず、大切なものだからきちんと保管しておけばいいでしょう。」と思うくらいで、通知カードが届いてもそのまま保管しているだけでした。
マイナンバーカードを申請しようと思った理由ふたつ
そんな私が、いまさらマイナンバーカード申請を考えたのには理由があります。
ひとつめは、「証明書発行手続きの待ち時間が長すぎる」こと。
先日、住民票と印鑑証明が必要になり区役所に出向きました。 たまたま混雑した日にあたってしまったのかは分かりませんが散々待たされました。疲れました。
待ち時間のあいだ、ぼんやりと区役所に貼られた掲示をながめていました。そのなかに、「マイナンバーカードがあればコンビニ交付サービスが受けられる」の文字を発見。そうだった、その話し聞いたことある!
ふたつ目の理由は、「金融機関等で本人確認として利用できる」メリットがあるからです。
ちょうど同じ頃、義母の入院費用を代理で銀行に振込手続きに行ったときのことです。
ATMで振り込もうとしたときに、タッチパネル上に「ATMでは10万円を超える現金でのお振込みはできません」との文字が。「えっ、そうなんですか...。」
係の方に確認すると、「代理の方が窓口で振込をする場合は、振込人名義の本人確認を証明できるものが必要になります。顔写真のはいっているものならば1種類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)、そうでなければ2種類(保険証、年金手帳等)必要です。」とのこと。
結局、義母のマイナンバーカードを預かり、翌日銀行に出向くことになりました。
「こんなに面倒な思いをするならマイナンバーカードをつくっておこう!!」と、心に決めたのでした。
「コンビニ交付サービス」で取得できる証明書
私の場合、マイナンバーカードのおもな使い道はコンビニ交付サービスになると思いますが、いまのところコンビニで取得できるのは下記の証明書になるそうです。
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 戸籍謄本、戸籍抄本
- 戸籍の附表
- 個人市・県民税課税証明書
- 個人市・県民税納税証明書
日常的に必要になるものは揃いそうですね。
今後、「電子証明書」としても活用できる機会などもますますふえていくことでしょう。
マイナンバーカードはスマートフォンから申請することができます
さて、いよいよ申請手続きです。
申請方法は、①郵便申請、②スマートフォンから申請、③自宅のパソコンから申請、④まちなかの証明用写真機(対応可能機種)から申請することができます。
せっかくですので、スマートフォンから申請することにしてみました。
手順は下記のとおりです。
- 事前にスマートフォンのカメラで顔写真を撮影します。(4.の場面で撮影することもできます。)
- スマートフォンのカメラで交付申請書のQRコードを読み取り、申請用WEBサイトアクセスして、メールアドレスを登録します。
- 登録したメールアドレス宛に通知される申請者用の申請用WEBサイトにアクセスします。
- 画面の案内にしたがって、必要事項を入力し、顔写真を添付して送信します。
詳細は、下記の総務省HPをご確認ください。
マイナンバーカード申請方法(スマートフォンから申請する場合)
スマートフォンからの申請は、驚くほど簡単にできました。
80歳超の義母は、カメラ店に証明写真を撮りにいき郵送で送ったといっていました。たいへんな手間です。
スマートフォンひとつでも、使えることと使えないことではますます利便性に差が開いていってしまうことを痛感しました。
細々ながらも、こうしてスマホを活用できる生活に慣れていきたいと思います。
それでは、また。