心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

〈50代からのスマホ生活〉現在地をテキストで確認する方法

自転車接触事故に遭遇

先日、思わぬハプニングに遭遇しました。

昼下がりに出掛けたときのことです。

 

突然、ガシャーンという大きな金属音。思わず目を向けると、前方で女性2人が自転車ごと倒れています。

 

片方の女の子は道路に突っ伏したまま立ち上がれず、もう一人は途方にくれている様子です。思わず駆け寄りました。

 

「大丈夫ですか?」

「頭を打っていませんか?」

 

次々と声をかけますが、女の子は「痛い。痛い。」と呻くだけで返事をする余裕もないようです。

 

意識はあるようだけれど怪我の程度が分からない。

救急車を呼んだほうがいいのだろうか…。

 

ちょうど通りかかった男性が「大丈夫ですか。救急車を呼びますか?」と声をかけてくれたので迷いを振り切ってお願いしました。

 

数分後、警察と救急車が到着。その頃になって、ようやく女の子も少し話しができる状態になってきました。思ったよりひどくないようなので一安心です。

 

状況を説明し、一通りの処置を見届けた後その場を離れました。

 

今回感じた問題点は

とっさのアクシデントに出くわしたときにどうすべきかは防災意識と似ている気がします。

 

もっとひどい状況だったらうろたえて何も出来なかったかもしれません。怪我に対する緊急時の処置や、やってはいけないことを一度確認しておく必要も感じました。

 

救急車については安易に使うつもりはありませんが、今回は女の子の症状が判断出来かねたので素人判断でなく呼んだのは正解だと思っています。

 

むしろ自分の中で問題だと思ったのは、救急車を自分で呼んでいたら現在地を説明できなかったという事でした。

 

外出先で、しかも生活圏外で自分の所在地を説明するにはどうしたらいいのだろう?

 

地図アプリを使えば簡単!

グーグルマップの現在地を長押しする

帰宅後、調べてみました。

一番便利そうなのが、この方法。

 

  1. 地図アプリ“グーグルマップ”を起動する
  2. 現在地を示す青い丸部分を長押しする
  3. 画面下部に住所がテキストで表示される

 

これで慌てなくても済みそうです。

 

救急車に伝えなければいけないこと

ついでに、救急車を呼ぶときに聞かれることも調べてみました。主に聞かれるのは、次の内容になるようです。

 

  1. 119番にダイヤル
  2. 「火事ですか?救急ですか?」と聞かれたら、「救急です」と答える。
  3. 住所、目印を告げる。
  4. 事故や傷病者の状態を説明する。
  5. 通報者の氏名、電話番号を告げる。

 

救急車を呼ぶか判断に迷ったときは、まず#7119(救急相談センター)、#8000(子ども医療電話相談)へ電話する

 

ちなみに地域によっては、救急車を呼ぶかどうか判断に迷ったとき、事前相談できる電話相談窓口があるそうです。

#7119 救急相談センター

事前に症状を伝えて、緊急性があるのか相談できるそうです。

東京消防庁<安全・安心情報><救急アドバイス><救急車の適正利用にご協力を!><救急車の適正利用のお願い!!>

まだ使えるのは大都市中心のようですが、こうしたサービスが全国的に使えるようになるといいですね。

お住まいの地域について一度確認しておくと安心です。

 

ちなみに、お子さんのいる方はこちらが使えます。全国どこでも使えるそうです。

#8000  子ども医療電話相談

https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

 

誰も素通りしない素晴らしさ

それにしても、今回の件は改めて日本はいいなぁと思わせてくれる出来事でした。(日本のことしか知らないのでこういう書き方ですが。)

 

まずは、通りすがりの男性。仕事中だったでしょうに躊躇なく声をかけてくれました。

 

そして、もう一人。通りかかった若い奥さまも「近くに内科があります。呼んできましょうか。」と、声をかけてくださいました。

 

誰も素通りする人がいません。

 

さらに、電話をしてから数分で駆けつけてくれる警察や救急隊員のテキパキした対応。

 

最近、信じられないような事件や事故のニュースを多く耳にするので、こんな風に身の回りではこうして助け合えることができるのだということが感じられて嬉しく思いました。