心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

「ほけんの窓口」に行ってみました

🔳これまでの「当たり前」を見直す

家計を見直すときのセオリーとして言われることの筆頭は「固定費を見直す」ことでしょう。

 

それはそうですよね。

 

固定費を減らすことが出来れば、日々小さな節約を意識しなくても自動的に支出を削減出来ます。

 

我が家もここ数年で2台あった車を1台に減らし、固定電話をやめて携帯電話だけにしてみるなどの見直しをしてきました。

 

そして、思った以上にやめたからといって支障がないことに改めて驚きました。

 

反面、それに伴い減らせた支出は、固定電話分の通信費、軽自動車1台分を維持するための経費(自動車税自動車保険、ガソリン代等)など。何より車を1台買い替える必要がなくなったのが一番大きい削減です。

 

これまでの生活スタイルや習慣に慣れてしまって、今までの「あって当たり前」を「本当はなくてもいいんじゃないの?」に意識を変えていく気づきを見つけていくのが一番大変なのかもしれません。

 

🔳あぁ、面倒くさい

さて、つぎに見直さなければならないのは通信費と保険。頭では分かっているのですが、なかなか手がつけられずにいました。

 

そうです、どうしたらよいか分からないからです。それゆえ、面倒くさいのです。相当に重い腰をあげて、まず保険を見直すことにしました。

 

本当は、近くに信頼して相談できる方があれば一番いいですね。

 

身近にそうした人もいないので、はじめて来店型保険ショップの代表格「ほけんの窓口」を利用してみることにしました。

 

🔳「ほけんの窓口」に行ってみました

事前にネット予約し、相談したい内容やある程度の個人情報を送っておきます。

 

さて、当日。

 

そもそも、なぜ無料なのか?

(そこが怖い。)

 

そうした疑問にこたえて、まずシステムの説明をしてくれます。

 

「ほけんの窓口」は伊藤忠グループの一員であること。収益は紹介した保険会社から得ていること。また、顧客が納得した上での契約のため解約率が低く、そうした契約が継続されたものからも収益が得られることを説明してくれました。

 

もちろんいくら無料といっても、より売りたい商品というのはあるでしょうし色々な都合はあることでしょう。集客のために無料という看板を掲げているのですから、諸々の事情があるのはお互い様だと思ってわきまえています。

 

ともあれ、相談開始です。

今回は、火災保険、地震保険と夫の医療保険について相談してみました。

 

火災保険、地震保険については、比較の対象として一社見積もりをとっていただきましたが、現在加入しているものの方が保険料からみても継続した方がよいという結論になりました。

 

医療保険については少々見直しの提案を受け、検討することにしました。

 

結論は保留のまま、初回は終了です。

およそ一時間半近くも面談していただいたことになります。

 

🔳利用してみて思ったこと

今回、はじめてこうしたところを利用してみましたが、対応していただいた方の印象はとてもよいものでした。

 

家庭の事情に合わせた提案、いくつかの保険商品の提案と説明。ただし、無理に商品を進めようということは一切ありませんでした。

 

むしろ、有料でこうした提案をしてくれた方が気兼ねなく何度も通えていいようにも思います。

 

ただ、ネット上ではよくない評判もないことはないようです。人と人が向き合うことですから相性もあるでしょうし、お互いの商品知識の程度によっても変わってくるでしょう。

 

親身になって相談にのってくれている心情に業務上とはいえ偽りはないでしょうが、相談しているうちに「確かにもう少し保険を手厚くしておいた方が安心かも」とついつい気持ちが傾きがちになるのは否めません。

 

本当に必要なのかどうかを冷静に判断するためにも、一度は家に持ち帰ってから考えてみた方がいいように思います。

 

あくまでも最終的に判断するのは自分自身だという立ち位置を忘れないように、(印象がよかっただけに)相手に判断を委ねないよう気をつけないといけないと思いました。

 

🔳保険について思うこと

ともあれ、保険というのは予測できない将来に対する不安に備えるものですから、そもそもどれだけ準備をすればよいのか見当がつけにくいものですよね。

 

自分の年齢、家族構成、資産によっても全く違ってくることでしょうし、正解はないように思います。

 

予想不能な将来の「不安」にどう向き合い、どう落としどころをつけるのか。そして、その判断に自分が納得しているかどうかが一番大切なように思いました。

 

私自身も、もう少し保険について勉強が必要なようです。