心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

からだの不調とむきあうことー更年期症状とつきあう

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今日は病院にいってきました。

健康診断で要検査になってしまい、再受診した結果をきくためです。

がん検診の結果は「陰性」。大丈夫とは思っていても、やっぱりほっとしました。

 

これまで有難いことに大病をしたことはありません。

健康で毎日すごせることは何より幸せなことだと感謝しています。

 

それでも、40代後半からすこしずつ更年期の症状がではじめました。

だれでも通る道ですし、加齢とともにしかたないこととは思ってみても受け入れるのに時間がかかりました。

 

ほんとうに個人差が大きいことですから、わたしの周りでも全く変化がないという人もあれば、10年たっても悩まされているという人もいます。

 

わたしの場合は、場違いな場所でのホットフラッシュが一番の悩みです。それでも、今は仕事で人前に出ることもないため衣類で調整したり工夫すればある程度やり過ごせます。あとは、不眠がちなこと。これも神経質にならないようにしています。

 

ただ、自分でもなかなか気がつけなかったのは、「やけに気持ちが落ち込みやすい。」という変化でした。

 

たいした事でなくても、ちょっとした失敗をした時に本当に心臓がバクバクして動悸が早まることがあって自分でもびっくりします。

 

そして、ささいなことをいつまでも引きずってしまい気持ちを切り替えるのがむずかしいことが多くなりました。

 

当時、女性外来を受診したときに更年期障害のチェックリストに「くよくよしたり、憂鬱になることがある」という項目をみて、はじめて更年期の症状にそうしたことがあることをしりました。

 

ちょうどその頃、夫の転勤があり一緒についていくために私は仕事をやめました。そのぽっかりと空いた自由な時間が、自分のきもちも癒してくれたようにおもいます。

 

そうでなければ、多少の不調を感じても我慢して働き続け、退職するという決断は自分では出来なかった事と思います。その判断が正しいかどうかは分かりませんが、わたしにとっては必要な休息でした。

 

「加齢」にともなって、からだは変化していきます。

 

成長期のように明るい変化と違って、老年期の入り口に立ち「衰え」ていくことを受け入れなければなりませんからちょっと切ないですよね。

 

それでも、生きている限りはじぶんのからだとつきあっていくしかありません。これからは、ますますメンテナンスが必要になることでしょう。

 

これから先もいろいろと予期せぬことがおこることでしょうが、健康でありさえすれば大抵のことは乗り越えられる気がします。

 

からだの声を注意深くききながら、変わっていく自分のからだの変化もおもしろがってつきあっていかれればいいですね。