心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

秋冬ワードローブの見直し

 

わが家の小さな庭にも、いつのまにか木蓮が咲きはじめています。

毎年季節がめぐるたびにこうした光景がみられるのがたのしみです。

 

ようやく気候もあたたかくなってきたので衣類の整理をはじめました。

 

 ■春夏物の衣替え

押し入れにしまっていた春夏物をとりだします。

たたみじわのついたものにはアイロンをかけ、ひとつひとつ確認していきます。

 

そうしていくと、ひとつのカーディガンに虫食い発見!!

きちんとクリーニングにだし防虫剤もいれておいたのですがこの始末です。しかも、いちばん大切にしていたカーディガンにだけ。

ショックで5秒は固まりました。

 

虫もおいしいものが分かるのが本当にふしぎです。かけはぎに出しても購入額を上回ることでしょう。じぶんで繕えるのか悩み中です。

 

■処分するのは 6点

気を取りなおして点検をつづけます。
けっきょく、今回は6点処分することに決定しました。

 

気に入っているけれど、客観的にみると毛羽立ちがひどいニットカーディガンやコットンセーター。

 

フリース素材のタートルネックも、昨年新たに買いたしたらあまりの肌ざわりのよさにおどろきました。年々、素材も進化しているので古いモノから見極めて処分。

 

スカートもあらためて着てみるとひざ上丈。年齢的に微妙です。

それでも、「ちょっと高かったんだよなぁ。」という未練も頭をよぎります。

自分で判断がつきかねたので主人にもみてもらったところ、「似合ってないこともないけれど、後ろを歩いていて振り返られたらちょっとびっくりするかも。」というコメント。なるほど。

たしかに、服装と年齢があっていなくて驚かされることってあります。このコメントでようやく処分する気になれました。 

 

 

■自分が所有したモノにより高い価値を感じてしまう「保有効果」について 

 

モノを処分するということは良心もとがめます。  

さらに、ひとには自分が一度所有したモノに、より高い価値を感じてしまう保有効果というものがあるそうです。

 

本当にそうだと思います。

自分にとって不要になったものは、人にとってもゴミ!

だれかにあげたら着るかなぁ、という気持ちも振り切って処分決定です。

 

それでも、112着から106着に減っただけ。
たいした変化はないですね。

 

■処分方法は

 処分をきめた衣類は、いままでお世話になったことに感謝して手放します。

 

靴磨きや食器のふきとりにつかえそうなものは、ちいさく切って専用の箱の中へストック。出来る限りさいごまで使い切ります。

 

ほかに使い道のないものは、衣類の回収ボックスへ。家具や車のシートなどにリサイクルしてくれるそうです。ごみとして処分するよりも、何かの役に立ってくれると思うと少しほっとします。

 

あとは、冬物をクリーニングにだせばおしまい。

買うことにますます慎重になりそうです。