「ハローワーク 就職支援セミナー」に参加して思ったこと
現在、失業中のためハローワークに通っています。
先日、求職活動の一環として就職支援セミナーに参加してきました。
いまさらそんなセミナーに参加するのは少し勇気のいることでしたが、意外にも若年層にかぎらずシニア世代の方たちまで幅広い年代の方が参加されていてホッとしました。
◾️就職活動をする上で大切なこと
当日、履歴書や職務経歴書の書き方、模擬面接の練習までは想定内でしたが、講師の方が一番力を入れていたのは、「ミスマッチな就職をしない」ということだったように思います。これは意外なことでした。
「まず必要なのは、自分自身の棚卸しです。」といって書かされたのが次の項目。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 嫌いなこと
- 苦手なこと
さらには、
- 今までの職歴で培ったスキル
- これまでの趣味等
いってみれば「社会的な自分史」の作成です。
改めて自分のことをかえりみることは、いろんな感情や忘れていた出来事を思い出すきっかけになりました。
実際の就職活動では現実と折り合わなければならないことがたくさんあるでしょうが、相手(企業)の要求に合わせることばかりを考えるのではなく、本来の自分自身をつくろわずに自然体でのぞむことが大切だということが印象に残りました。
◾️いくつもの後悔はあるけれど
先日、イチロー選手が引退会見で放った「後悔などあろうはずがありません。」という言葉は強く印象に残りました。
わが身を振り返ってみれば、いくつもの後悔が胸の内をよぎります。
自分にあっていないと思いながらも踏みとどまって続けてきたこと、数々の失敗や悩みなど。
そこから学んだこともたくさんあるともいえますが、反面、もっと上手に無駄なことをせずに生きられたのではないかと思う気持ちもあります。
◾️これから先へ
それでも、自分でも今までと違うと思うのは、どんなに苦しかったり悩んだことも時間が経つと受けとめ方が変わるということです。同じ出来事でも、いろんな角度から見ることができるようになるからでしょうか。
これは、年を重ねていくことの恩恵のひとつですね。
就職活動にかぎらず、これから先もどうなっていくかは分かりませんが、自分の心の声をききのがさず進んでいきたいと思います。