心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

終わらないビクトリーロード (ラグビーW杯2019)

「このチームを誇りに思っている。最後のタックルが我々のチームがどれだけ素晴らしいかを物語っていた。」

 

ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの言葉が印象的でした。

 

南アフリカ戦終了間際。最後の猛攻をかけるものの攻めきれず、ついに南アフリカがボールを外に蹴り出した瞬間、日本のラグビーワールドカップ2019が終わりました。

 

一晩たってもまだ試合の余韻の中にいるようです。

もちろん決勝トーナメントは続きますが、こんなにも選手の一挙手一投足に気持ちを込めて応援することは出来ないだろうと思うとやっぱり寂しい。

 

まさに、「4年に一度じゃない。一生に一度だ」のコピーに偽りなしです。

 

アイルランド戦後の田村選手のコメントも思い出されます。

「(ジェイミーHCが試合前に送ってくれた詩を紹介して)『誰も勝てると思っていない。接戦になるさえ思っていない。でも誰もどれだけハードワークしてきたか、どれくらいの犠牲を払ってきたか知らない。やるべきことは分かっている。』というメッセージの通りになったと思います。」

 

★★★

 

必ずしも開幕前まで関心が高かったとはいえないラグビーワールドカップ

 

私も日本中に蔓延しているであろう「にわかファン」の一人にすぎません。

 

4年前に日本が「奇跡の番狂わせ」といわれた南アフリカ戦勝利のニュースを聞くまで、そもそもラグビーにワールドカップがあることすら知りませんでした。(申し訳ない。)

 

今回、開幕戦であるロシア戦で生まれてはじめてラグビーの試合を最初から最後まで観たという立派なにわかぶりです。

 

そんな私が毎週末の試合をこんなに楽しみに過ごす日がくるとは思いもよりませんでした。

 

★★★

 

アスリートたちの物語りはいつだって感動的ですが、ラグビーのハードなパワープレイは想像を超えるものでした。こんなにもひたむきで愚直に立ち向かう姿を見せられたら誰だって胸を打たれずにはいられないでしょう。

 

圧倒的な努力と情熱が周囲を巻き込み、日本中の空気を一変させていく様を今回のラグビーワールドカップを通じて確かにみたように思います。

 

負けてはしまったものの何故か清々しい気持ち。そもそもベスト8という素晴らしい金字塔を打ち立ててくれました。

 

日本代表と関係者の皆さまに心から感謝!

素晴らしい瞬間に立ち会わせてくれてありがとう!

いまは、それだけです。

 

これまでの熱戦がいまも熾火のように励ましを送ってくれているような気がします。

 

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思っています。」というイチローの言葉も思い出します。

 

ファンゾーンで、「最初はにわかファンだったんですけど、今回のラグビーW杯をみてガチファンになりました!」とコメントしていた女性がいました。同感です!!

 

残る決勝トーナメントも最後まで楽しみながら応援していきたいと思います。