心地よい暮らし。

50代突入。夫と二人暮らし。心地よい暮らしを模索中。

暮らしをととのえる(2019 お金編)

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今年の漢字「令」に決まりましたね。

 

では、私個人にとっての今年の一字はというと「整」になるかもしれません。

 

今年は「暮らしをととのえる」こと。

なかでも、ほったらかしにしてきたお金の流れをととのえることをひとつのテーマにしてきました。

 

いちばんの理由は、やはり老後不安です。

 

50代に突入して将来的に体力のおとろえ、病気リスクの増大、経済的な不安をかかえる可能性があることも感じるようになりました。

 

それに加えて親の介護、家やお墓の問題などについても、それほど遠くない未来に考えねばならなくなるでしょう。

 

それらに対して漠然とした不安を抱えたまま生きるのではなく、できるところから準備をはじめようと決意しました。

 

といっても当たり前のことばかりです。

実際、今まで仕事をしていた時期は時間が自由にならず、平日銀行や役所に行くことすら大変なことでした。

 

今年は最初の一歩。

まだまだ不十分ではありますが、今年できたことを書きとめておきたいと思います。

 

🔳今年のとりくみ(お金編)

1.使用頻度のひくい銀行口座を解約

  • 通帳が5冊→2冊に減。
  • あらたにネット銀行を開設。

 

盗難や管理上のリスクを考えても数は少ない方がいいですよね。なにより気分がスッキリしました。

 

先日のニュースで、三菱UFJ銀行が今後新規開設する口座で2年間取引がないものは管理手数料をとることを検討すると報道されていました。今後は、こうした動きが広がっていくのかもしれません。

 

反面、今年はじめた楽天銀行では他行振込手数料は月に3件まで無料。楽天証券との連携サービスを利用すれば、普通預金金利も0.1%になります。メガバンク金利が0.001%であることを考えると大きな差になります。

 

ただし、ネット銀行はセキュリティー面での不安がつきまといます。難しいところですね。

 

2.クレジットカードを整理する

  • 使用頻度の低いカード2社を解約

 

ほとんど使っていなかったイオンカードを解約したら、イオン銀行の残金が5千円ちかく振り込まれてきました。銀行が連動したカードであったことすら忘れていました。

 

毎年、数百億あるといわれる休眠口座も他人事ではありませんでした。反省です。

休眠口座 - Wikipedia

 

3.保険を見直す

 

火災・地震保険については、今後さらに値上げされることも決まっているようですね。我が家は義母の家と2軒分負担しているため金額もバカになりません。

 

ただ、災害リスクも高まっているため必要経費と考えこのまま継続する予定です。仕方ないですね。

 

4.FP3級試験に合格

久しぶりに試験勉強というものをしました。

 

難しい試験ではありませんが、苦手意識の強い分野なので苦労しました。基礎知識を身につけることができよかったと思っています。

 

試験後、見よう見まねで我が家のキャッシュフロー表やバランスシートも作ってみました。

 

現状と目指すべき目標を再認識することができたため、漠然とした不安からは解放されたように思います。

 

5.資産状況のわかる家計簿をつける

  • 小口現金→家計簿アプリzaimで管理
  • 資産管理→PCで管理

 

今年に入ってから、家計簿アプリzaimを使いはじめました。夫と同期しているためお互いに状況は把握しやすいのがメリットです。

 

ただし、メインとして使うほどには使い勝手がよくない(使いこなせないだけかもしれませんが)ので、途中から小口現金の管理用として使っています。

 

全体像はPC上で月次管理することにより把握しています。これまでの支出額のみ記帳する“つけっぱなし家計簿”から一歩改善できました。

 

6.iDeCo、NISAをはじめる

今年は我が家にとって投資元年です。

 

iDeCoは夫婦ともに、NISAはとりあえず主人だけはじめてみました。

 

私も仕事をはじめるつもりでしたのでiDeCoをはじめてみましたが、むしろNISAをはじめることが正解だったのかもしれません。

 

ちょうど今日のニュースでも税制改正で、またあらたな動きもあるようですね。

 

いずれにしても、まだ始めたばかりなので今後の動きをしばらく静観してみるつもりです。

 

7.おまけの取り組み

  • エムアイ友の会積立(伊勢丹)をはじめる
  • 宝くじ付き定期預金をはじめる

 

各デパートで独自に行なっている積立があります。そのデパートでしか使えないのがデメリットですが、その分利息分が大きいのが魅力です。

 

我が家ではいちばん金額の少ない5千円コースをはじめてみました。月に5千円ずつ積み立てると、一年で5千円分のボーナス(利息)が付与されます。

 

伊勢丹を選んだ理由は、我が家のある地方都市で一番使いやすいという理由だけです。各社で同じようなサービスがあります。

お積立について |エムアイ友の会

 

もう一つは、宝くじ付き定期預金。

 

私自身は宝くじの当選確率を考えれば無駄遣い!と思う夢のない性分ですが、夫の嗜好を尊重してはじめてみました。

 

利息はほとんどつきませんが、そのかわりに年に3回、銀行が代理で購入してくれるシステムです。これも地銀で同じようなサービスがあるようですね。

 

さて、結果はどうなることでしょう?

 

8.FPのアドバイスを受ける

こうして自分なりにお金の整理をつづけるなかで、プロのファイナンシャルプランナーの方ともご縁をつくることができました。

 

今は情報過多で、素人には判断のつかないことも多いと痛感しています。

 

ときには、いくつもある選択肢を選んでいく助言者として、こうした相談できる場所があるのは心強いと感じています。

 

🔳まとめ

お金のことをこうして声高に語るのは躊躇する気持ちもあります。

 

ただ、意外と何をしたらいいのか分からないという友人たちの声もよく聞きますので、不安に思いながらも悩んでいる人は多いのかもしれません。

 

私たちの世代は、親が銀行金利だけで十分資産を増やせた幸せな世代なので、よほど関心のある人ならともかく、そうしたことに対するきちんとした教育を受けずに来てしまったように思います。

 

執着するのではなく、足元の生活をしっかり整え、備えるべきものは備え、スッキリと暮らしていきたいと考えています。