〈本〉鬼平犯科帳 (池波正太郎著)
やっと読み終わりました。
鬼平犯科帳 全24巻。
久しぶりに池波作品の楽しさを思い出しました。
🔳あらすじ
江戸中の盗人から恐れられた火付盗賊改方長官 長谷川平蔵が主人公。実在の人物ではありますが、内容はほぼフィクションです。
妾腹の子として生まれ、その出自ゆえ継母にうとまれた平蔵。その反発から放蕩無頼な日々を送るが、唯一、剣の修行に打ち込むことだけが支えとなっていた青年時代。
紆余曲折の末、正式に父親の跡目相続してからはそうした生活からは一切足を洗うものの、その後、天職ともいえる火付盗賊改方長官に就任することに。
若き日の無頼ぶりも生かされ、やがて鬼の平蔵と恐れられる大活躍が始まります。
🔳鬼平犯科帳の魅力は
なんといっても人の強さも弱さも含んだ多面性が描かれている点ではないでしょうか。
「人間というやつ、善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」
人が誰でももっている心の闇。ふとしたはずみでその闇に足元をすくわれ道をふみはずす可能性は誰にでもある。そう考えている様子が読み取れます。
それは、妾腹の子として継母との確執で家を飛び出し、若い頃は放蕩無頼の限りを尽くした平蔵だからこそ、「自分だって一歩間違っていたらどうなっていたか」という思いを忘れることがない。
そうした人の心のゆらぎや、義侠心、功名心、愛憎等が絡み合って展開していくストーリーを軽妙に描き、心地よく楽しませてくれます。
🔳もしかして、理想のビジネス書⁉︎
とにかく、この主人公は誰よりも動きます。高みから指示するだけの上役ではない。一緒に汗をかき、命がけではたらく長官に部下も心酔していきます。
それに加えて細やかな目配り、心配りがあります。「この人は自分の心の内を本当に分かってくれている」と思える人に出会えるのは幸せです。
そして人材育成にしても、若手に対しては多少の落ち度は見過ごしてやりその成長を見守っています。
ただし、正すべき時には糺す。任せるところは任せる。そして、何事も最後は「俺が責任をとる」の気構えがあります。
ちょっとカッコ良すぎて実在はしない気がしますね。ノウハウだけ語るビジネス書を読むくらいなら、よっぽど人の心の機微を教えてくれる理想的な指南書にもなるようにも思います。
🔳続きを読みたかった
それにしても、池波作品は四季の移ろいや食事の描写が本当に上手いですね。
読んでいるあいだ、蕎麦と日本酒を口にする機会が確実にふえました。知らず識らずのうちに影響をうけている自分がおかしいです。
池波正太郎は大正生まれ、昭和に活躍した作家です。そう考えると随分昔の作品ですが、今読んでも十分面白く読めました。
窮屈で息苦しさを感じることも多い今の時代にこそ、こうした作品の価値はあるようにも思えます。
残念ながら平成2年に逝去されため作品は永遠に未完になりました。もっと続きが読みたかったです。
(江戸さんぽ)愛宕神社、増上寺周辺を歩く
調子づいて、連日町歩きを続けています。
まずは、新橋駅からスタート。
休日の新橋はさすがに人もまばらです。
虎ノ門ヒルズを見上げながら歩いてくと左手に愛宕山が見えてきます。
🔳様々な歴史上の逸話を残す愛宕神社
せっかくなので、「出世の階段」と呼ばれる急階段を登ってみることにします。
思った以上の急勾配。
上からみると足がすくみます。
この場所は、勝海舟が西郷隆盛を連れて登り「この町を戦火で消失をさせてはならない。」と納得させ、無血開城へ貢献したといわれています。
今はビルに囲まれて昔の面影はありませんが、江戸時代は東京湾まで見渡すことができたそうです。愛宕山の標高は25.7メートル。それほど高い印象は受けませんが、当時の風景はどんなだったのでしょうね。
また、家康公が関ヶ原の戦いで必勝祈願したという逸話も残されています。
(3ヶ月程修復工事とのことでしたので、プラスチック柵が若干残念な感じです。)
手前にあるのは将軍梅。出世の階段の逸話の元となった梅の老木です。
桜田門外の変で井伊大老を殺害した水戸浪士たちが集合場所としたことでも知られています。
🔳愛宕神社から増上寺へ向かう(御成門と有章院霊廟惣門)
途中、ひっそりとあるのが御成門。
増上寺の裏門になり、将軍が参詣する際に通ったのでこう呼ばれるようです。もともとは御成門交差点にあったものが移されたとのこと。
今度は二天門が見えてきました。
7代将軍 家継の有章院霊廟の惣門になります。
塗り直されたばかりなのでしょうか。
華やかで美しい門です。
あちこちに葵の御紋があしらわれています。
🔳将軍家の菩提寺 三縁山増上寺
ようやく増上寺の正面まできました。
三門。
正面に大殿。
右手に安国殿。
安国殿の裏側には徳川家霊廟があります。
ちょうど年に一度公開されるという特別公開中のため入ってみました。
墓所の入り口には青銅製の鋳抜門(いぬきもん)があります。
ここにも葵の御紋が。立派な門です。
霊廟内の様子。
秀忠とお江の眠る宝塔。
もともと増上寺の敷地は、芝公園、東京プリンスホテルも含む地所だったといいます。ものすごい広大さですね。
🔳台徳院殿霊廟の惣門から芝東照宮へ
増上寺を出て芝東照宮に向かう途中、台徳院殿霊廟の惣門があらわれます。
となりの芝公園を抜けていくと、四大東照宮の一つといわれる芝東照宮が見えてきます。
境内には家光お手植えと伝わる大イチョウの木もあります。
朝からの小雨がやみ一気に晴れてきました。蒸し暑くて堪りませんのでお蕎麦屋さんに駆け込むことにします。
今日は三色そばと鴨焼きをいただきました。
変わり蕎麦は、更科、青柚子、唐辛子の三色。
夏のお蕎麦は涼しげでいいですね。
更科布屋 :: トップ
🔳歌舞伎「め組の喧嘩」の舞台になった芝大神宮
元気を取り戻して、芝大神宮に向かいます。
だらだら祭というお祭りでも知られているようですね。
もう一つ有名なのが、こちらの力石。
祭礼で力比べに使われたそうです。
🔳ワールドトレードセンター展望台からの風景を楽しむ
最後に、夫のおススメでワールドトレードセンターの展望台に登ってみました。
40階にある展望台から街並みを見下ろすことができます。
先程の増上寺と東京タワーも見えます。
賑やかな土産物屋街だったという日陰町通りはこちらの方角でしょうか。
なんといっても、人が少なくゆっくり見られるのが魅力です。スカイツリーや東京タワーも素敵ですが、こちらもなかなかの穴場ではないでしょうか。
それにしても、この三連休はよく歩きました。日頃の運動不足もなんのそのです。楽しみがあれば動けるのですね。現金なものです。
深川八幡祭りに行ってきました
どこからともなく聞こえてくるお囃子の音色に、お祭り好きの夫がとなりでそわそわしています。
門前仲町駅から富岡八幡宮にむかい、永代通りに入った途端に埋めつくされた人、人、人の波。
「わっしょい、わっしょい」のかけ声に合わせて進む子供神輿に向かって、沿道のあちこちから容赦なく水がかけられます。
江戸三大祭のひとつといわれる深川八幡祭りが別名「水掛け祭り」と呼ばれているのを後から知りました。
深川八幡祭り(別名、富岡八幡宮例祭、水掛け祭り)は、3年サイクルで本祭の神輿連合渡御、二ノ宮神輿渡御、子供神輿連合渡御が行われるお祭りだそうです。
今年は子供神輿連合渡御の年にあたります。
事前にほとんど下調べもせずに出かけ、子供神輿というのでほのぼのとしたお祭りを想像していましたがとんでもありませんでした。
一生懸命にお神輿を担いでいる子どもたちの凛々しい表情、周りでサポートしている大人たちの頼もしさ。地域でこのお祭りを支えている様子がひしひしと伝わってきます。
毎年こんなことをしていたらお祭り好きの大人にならざるを得ないですね。
なかには、こんなお神輿も。
それにしても、祭り装束というのはどうしてあんなにカッコいいのでしょう。
子供神輿でこの迫力ですから、来年の本祭なんてどんなことになるのか想像もつきません。
機会があれば来年の本祭にも足を運び、熱気を肌で感じてみたいものです。
帰り道、今日も暑かったので駅近くの甘味処で一休み。クリームあんみつをいただきました。
夏らしさを堪能させてもらった1日になりました。
(江戸さんぽ)鬼平ゆかりの隅田川河口周辺を歩く
懲りずに猛暑の中をてくてく歩いています。
今回は、またまた鬼平にもゆかりのある隅田川河口周辺を歩いてまいりました。
🔳もんじゃストリートでもんじゃ焼きを楽しむ
まずは腹ごしらえ。
やってきたのは月島。通称もんじゃストリートです。
この通りは道路の両脇にもんじゃ焼き屋さんが立ち並んでいます。壮観です。
こんなに暑いのに鉄板焼きはいかがなものかとも思うのですが、これだけ並んでいるとやっぱりもんじゃ焼き一択です。
今回は、こちらのいろは本店へ。
ちょうど、12時の開店とともに滑り込みましたがすぐに満席です。
今日は豚もんじゃとチーズもんじゃをオーダーしてみました。結構なボリュームです。
写真はチーズもんじゃ。
ちなみに、こんなおトク情報を見つけました。食べる前に知りたかった…。
もんじゃストリートの壱番街の端っこにある月島もんじゃ振興会協同組合で入手できます。
🔳佃小橋から住吉神社周辺へ
まずは、佃公園脇にある佃小橋に向かいます。佃公園側から見ると、赤い小さな佃小橋の後ろに高層マンションが立ち並ぶ風景が見られます。
ここに限らず、この町を歩いているとタワーマンションと昭和レトロな住宅地や路地が混じり合い共存しているのが不思議な光景です。
🔳土地の変遷を知る
今は高層マンションの立ち並ぶ石川島は、寛永年間(1624〜1643)にこの地を拝領した石川大隅守(おおすみのかみ)名が由来になっているそうです。
その後に、鬼平こと長谷川平蔵が無宿(家のない)のための人足寄場を設立したことで有名です。
その後、嘉永6年(1853)に水戸藩主徳川斉昭がこの地に洋式造船所を開設。近代に入ってからこの場所に石川島造船所が作られました。さらに、戦後になってから播磨造船所と合併して石川島播磨重工へと変遷をとげていきます。
造船所が不振になってから三井不動産に売却され、今のようなタワーマンションが立ち並ぶ景観へと変貌したそうです。
めまぐるしい変遷ですね。
▷参考 「決定版 江戸散歩」(山本博文著)
🔳住吉神社から石川島灯台跡へ
まずは、住吉神社へ向かいます。
江戸時代、徳川家康に呼ばれ摂津国佃村(佃島の名前の由来にもなる)からやってきた漁民。そして、ともにやってきた神職により摂津国の住吉神社を分神霊して建立されたのがこの神社です。
思ったよりもこじんまりとした風情です。
住吉神社を後にして隅田川沿いに出ると、まさにウォーターフロント。開放的な風景が眼前に広がります。
右手にしばらく行くと、かつて佃島の漁師たちが頼りにしたという石川島灯台跡が見えてきます。
🔳鬼平と人足寄場
この辺りから先が、鬼平こと長谷川平蔵が人足寄場を作ったところと思われます。
当時、無宿(家のない)が江戸にあふれ治安も悪化。そうした中で、無宿人を受け入れ更生させようとした、いわば授産施設が作られました。
人足寄場では幕府の支援を受け、仕事を与えて手に職をつけさせ、当時庶民に人気のあった心学を教えることで無宿の更生を促し、犯罪の芽を積んでいく効果が得られていたようです。
▷参考 「決定版 江戸散歩」(山本博文著)
🔳中央大橋から霊岸島水位観測所、江戸湊発祥の地碑へ
さらに隅田川沿いを進むと、美しい中央大橋が見えてきます。フランスのデザイン会社が設計したとのことですが、確かに優美なデザインです。
川向こうには、霊岸島水位観測所が見えます。こちらは不思議なデザインです。
明治6年(1873)に設置され、平均海面を標高0メートルと定めた日本の標高の基準となった場所だそうです。
近寄ると、こんな感じ。
さらに少し先に行くと金色の錨のオブジェがあらわれます。「江戸湊発祥の地」碑です。
昭和11年(1936)に竹芝ふ頭が完成するまで、この地が東京の中央港として栄えていたそうです。
🔳南高橋から鉄砲洲神社
こちらは関東大震災の復興行事として架けられたトラス橋ということですが少し無骨な印象です。
橋を越えてもうしばらく行くと、広重の名所江戸百景にも描かれた鉄砲洲稲荷神社があります。
境内には、二宮尊徳の像も。今の若い子は、名前も知らないかも知れませんね。
🔳築地本願寺カフェで一休み
いつのまにか築地界隈まで歩いていました。
あんまり暑いので、築地本願寺のカフェで一休み。生き返ります。
今日の散歩はここで終了。
隅田川テラスと呼ばれる隅田川川沿いの遊歩道は、開放的でとても風景の美しい場所でした。夏が過ぎたら、ゆっくり散策してみたいと思います。
(江戸さんぽ)目黒不動尊周辺、鬼平の世界を歩く
ここのところ池波正太郎の「鬼平犯科帳」にどっぷりハマっています。
小説の舞台としてもよく出てくるのが目黒不動尊周辺。
先日、連日の猛暑にうんざりしながらもフラフラと出かけてまいりました。
まずは、目黒駅からスタートです。
🔳行人坂から大円寺へ
行人坂ときいただけで、鬼平の束ねる同心や密偵が行き来している情景が浮かんでくるようです。
予想以上に勾配のきつい坂を下っていくと、途中にあるのが大円寺。
明和9年(1772)、本堂からの出火が火元となり江戸六百余町を三日三晩にわたって焼き払い多くの死者をだしたという。その供養のために作られたという羅漢像があります。
🔳八百屋お七の井戸
さらに坂を下っていくとホテル雅叙園東京の目の前にでます。
こちらも気になるイベントをやっているのですが、ゆっくりみたいので今回はスルー。
そして、なぜかホテル入り口には忽然と八百屋お七の井戸があります。
お七自身はこの井戸には関係ないようですが、恋人吉三郎が後に目黒の地で出家し、この井戸で身を清めて行を行なったという逸話が残っているようです。
🔳五百羅漢寺
道なりに進み、目黒川にかかる太鼓橋を渡って五百羅漢寺を目指します。
松雲元慶作の木造五百羅漢像は現存305体とのこと。思った以上に大きな羅漢像で迫力がありました。
余談ですが、先日、広島原爆記念日関連のニュースでこの寺院が紹介されていました。当時、移動劇団として広島で被爆したさくら隊の殉難碑もこちらにあります。
🔳いよいよ目黒不動尊へ
五百羅漢寺を出て右手に歩いていくとすぐに目黒不動尊(瀧泉寺)の前に出ます。
あれあれ、なんだか想像してた雰囲気と違う。
目黒不動尊といえば小説の中では、「門前五、六町の間は、貨商店や料理屋が軒をつらね…」と繰り返し書かれているのになんだか寂しい雰囲気。
もちろん往時ほどではなくとも少しは面影があるのでは、と思っていたのですが飲食店もほとんど見当たりません。お昼は不動尊の門前で、と思っていたのに困ってしまいました。
唯一、持ち帰りの鰻屋さんには行列ができているけれど、この炎天下で立っていたら確実に熱中症になりかねません。やっと空いていたお蕎麦屋さんを発見して一休み。あぁ、よかった。
気を取り直して目黒不動尊へ向かいます。
正面をまっすぐ登っていく階段が男坂。
右脇の緩やかな階段が女坂。
今回は男坂から登ってみました。ほとんど人気のない境内はとても静かです。
不動尊の裏手をしばらく行くとサツマイモ栽培の普及を図り、甘藷先生と呼ばれた青木昆陽のお墓もあります。
🔳ついでに立ち寄り 目黒寄生虫博物館
せっかくここまで来たので、ついでに目黒寄生虫博物館にも立ち寄ってみます。
相変わらず回虫がエンボス加工されたTシャツが売っていてビックリです。話題にはなりそうですけどね。
🔳大鳥神社から権之助坂へ
最後に日本武尊が祀られているという大鳥神社へ。意外に新しそうなこざっぱりとした風情です。
ここからは権之助坂。
ゆるやかな上り坂をゆっくり歩いていきます。頭の中で、現在と江戸が交錯するようです。
また鬼平シリーズの続きを楽しく読めそうです。
「ほけんの窓口」に行ってみました
🔳これまでの「当たり前」を見直す
家計を見直すときのセオリーとして言われることの筆頭は「固定費を見直す」ことでしょう。
それはそうですよね。
固定費を減らすことが出来れば、日々小さな節約を意識しなくても自動的に支出を削減出来ます。
我が家もここ数年で2台あった車を1台に減らし、固定電話をやめて携帯電話だけにしてみるなどの見直しをしてきました。
そして、思った以上にやめたからといって支障がないことに改めて驚きました。
反面、それに伴い減らせた支出は、固定電話分の通信費、軽自動車1台分を維持するための経費(自動車税、自動車保険、ガソリン代等)など。何より車を1台買い替える必要がなくなったのが一番大きい削減です。
これまでの生活スタイルや習慣に慣れてしまって、今までの「あって当たり前」を「本当はなくてもいいんじゃないの?」に意識を変えていく気づきを見つけていくのが一番大変なのかもしれません。
🔳あぁ、面倒くさい
さて、つぎに見直さなければならないのは通信費と保険。頭では分かっているのですが、なかなか手がつけられずにいました。
そうです、どうしたらよいか分からないからです。それゆえ、面倒くさいのです。相当に重い腰をあげて、まず保険を見直すことにしました。
本当は、近くに信頼して相談できる方があれば一番いいですね。
身近にそうした人もいないので、はじめて来店型保険ショップの代表格「ほけんの窓口」を利用してみることにしました。
🔳「ほけんの窓口」に行ってみました
事前にネット予約し、相談したい内容やある程度の個人情報を送っておきます。
さて、当日。
そもそも、なぜ無料なのか?
(そこが怖い。)
そうした疑問にこたえて、まずシステムの説明をしてくれます。
「ほけんの窓口」は伊藤忠グループの一員であること。収益は紹介した保険会社から得ていること。また、顧客が納得した上での契約のため解約率が低く、そうした契約が継続されたものからも収益が得られることを説明してくれました。
もちろんいくら無料といっても、より売りたい商品というのはあるでしょうし色々な都合はあることでしょう。集客のために無料という看板を掲げているのですから、諸々の事情があるのはお互い様だと思ってわきまえています。
ともあれ、相談開始です。
今回は、火災保険、地震保険と夫の医療保険について相談してみました。
火災保険、地震保険については、比較の対象として一社見積もりをとっていただきましたが、現在加入しているものの方が保険料からみても継続した方がよいという結論になりました。
医療保険については少々見直しの提案を受け、検討することにしました。
結論は保留のまま、初回は終了です。
およそ一時間半近くも面談していただいたことになります。
🔳利用してみて思ったこと
今回、はじめてこうしたところを利用してみましたが、対応していただいた方の印象はとてもよいものでした。
家庭の事情に合わせた提案、いくつかの保険商品の提案と説明。ただし、無理に商品を進めようということは一切ありませんでした。
むしろ、有料でこうした提案をしてくれた方が気兼ねなく何度も通えていいようにも思います。
ただ、ネット上ではよくない評判もないことはないようです。人と人が向き合うことですから相性もあるでしょうし、お互いの商品知識の程度によっても変わってくるでしょう。
親身になって相談にのってくれている心情に業務上とはいえ偽りはないでしょうが、相談しているうちに「確かにもう少し保険を手厚くしておいた方が安心かも」とついつい気持ちが傾きがちになるのは否めません。
本当に必要なのかどうかを冷静に判断するためにも、一度は家に持ち帰ってから考えてみた方がいいように思います。
あくまでも最終的に判断するのは自分自身だという立ち位置を忘れないように、(印象がよかっただけに)相手に判断を委ねないよう気をつけないといけないと思いました。
🔳保険について思うこと
ともあれ、保険というのは予測できない将来に対する不安に備えるものですから、そもそもどれだけ準備をすればよいのか見当がつけにくいものですよね。
自分の年齢、家族構成、資産によっても全く違ってくることでしょうし、正解はないように思います。
予想不能な将来の「不安」にどう向き合い、どう落としどころをつけるのか。そして、その判断に自分が納得しているかどうかが一番大切なように思いました。
私自身も、もう少し保険について勉強が必要なようです。
〈本〉「どうしても嫌いな人」、「週末、森で」(益田ミリ著)
最近、益田ミリさんの漫画を一気読みしていました。
この人は、「ふつう」を描くこと。とりわけ、お一人さまを描くのが上手な作家さんだと思っています。ヘタウマな絵もとても作風にあっています。
たいていの物語りは自分とは関係のない架空の世界だと思えるけれど、ミリさんの作る世界は私のとなりにもリアルにあると思える世界。フツーの暮らしです。
今回、何冊も読んだ中で印象的だったのがこの2冊。
こちらは、すーちゃんシリーズの中の一冊。
モヤモヤしたり、
イライラしたり、
そんな日もあります。
認めたくはないけれど、苦手な人や嫌いな人もいます。
何気ない一言で小さく傷ついても気づかないフリをしてその場をやり過ごし、あとから少しずつ少しずつ気持ちにダメージがくる感じ。
考えたくないのに、気がついたらくり返しイヤな気持ちを反芻していたりする感じ。
そんな堂々めぐりなモヤモヤやイライラを形にして、目の前に作品として見せてくれるのがすごいなぁと感心してしまいます。
読むと肩の力が抜けて、気持ちを楽にしてくれる作品です。
もう一冊は、こちらの作品。
日常から少し目を離して先の風景を見せてくれます。
そして、「少しだけ先を見る」…そのことでやり過ごせることがあることに気づかせてくれます。
心が少し疲れたとき、
正しい訳でも強い訳でもないけれど、
いろんな事を受け止めたり
受け止めきれなかったりしながら、
それでも変わらずに生きていく主人公の姿に癒されます。
(江戸さんぽ)芭蕉って、バナナなの?
久しぶりに江戸散策に出かけてまいりました。
今回は、清澄白河から森下、さらに大島へと移動してきました。
まずは、深川めし
せっかくこのルートを歩くなら深川めしでしょうということで腹ごしらえ。
今回伺ったのは、深川釜匠さん。
お世辞にもキレイとは言いがたいお店ですが、アサリの味をしっかり感じることが出来てとても美味しかったです。
こちらは深川丼ぶり。
深川 釜匠 (ふかがわ かましょう) - 清澄白河/丼もの(その他) [食べログ]
もしかして、炊き込みご飯になっている「深川めし」ではなく、アサリ汁のぶっかけ飯である「深川丼ぶり」だったせいで余計にアサリの風味を感じたのかもしれません。
これから私は、“ぶっかけ派”でいこう!
お値段が手頃なのも嬉しいお店です。
続けて芭蕉記念館へ
お腹もいっぱいになったところで、森下駅に移動。
ちなみに、松尾芭蕉についてはかの有名な「月日は百代の過客にして…」以外、ほとんど知りません。
おくのほそ道以外にもこんなに旅の多い人生だったとは知らなかった。
ふる池や蛙飛こむ水の音
あぁ、やっと知っている句に出会えた。
閑かさや岩にしみ入る蝉の声
これは、先日美術展にいったショーン・タンの「セミ」にも引用されていたっけ。オーストラリア人の方が芭蕉に親しんでいるなんて無知な自分が恥ずかしい。
でも、なんの素養もない私でも一句の背景をふと思い描けるのは日本で育った特権なんでしょうね。
ちなみに、この記念館の周辺には芭蕉ゆかりの史跡もいくつかあります。
これは、芭蕉庵史跡展望台。隅田川のほとりでキレイな景色が楽しめます。また、写真は撮り忘れましたが、すぐ近くに芭蕉稲荷神社もあります。
しかし、今回私が一番おどろいたのは記念館入り口にあった「芭蕉」と書かれたこの植物。芭蕉の暮らしていた草庵に植えられていて、名前の由来にもなったという話しですが。
どう見てもバナナなんですけど…。
あとで調べてみました。
英名がジャパニーズバナナというそうです。こんな南国風なものだったとはびっくりです。勝手に水芭蕉みたいなものだと思ってました。
「深川」という地名の由来を知る深川神名宮
ついでに近くにある深川神名宮へ。
深川という地名の由来を知ることができます。
そして、入り口近くにこの看板。
伊東深水生誕の地でもあるんですね。知らなかった。
川の関所 中川船番所資料館へ
今回、こうしたコースを歩いている理由は、以前、深川江戸資料館で共通入館券(芭蕉記念館と中川船番所が共通になってます。)を買ってしまったから。一年間も有効というのでつい買ってしましたが意外に距離がありました。でも、そうでもなければなかなか足を運ぶ機会もなさそうなので良い機会です。
中川船番所資料館 | 公益財団法人 江東区文化コミュニティ財団
思ったよりも立派な資料館です。
船番所の機能や役割もよく分かります。
江東区の成り立ちなども映像で見せてくれるので楽しめます。それにしても、小名木川の役割は大きい。これまで時代小説でしか意識したことのない名前でした。
今回は、なかなか地味なルートなのでどなたでも楽しめるというほどにはオススメできませんが、普段アンテナにかからないものに触れられたという意味では興味深い散策になりました。
歴史の名残りにふれられるのは、いつだって楽しいのです。
〈50代からのスマホ生活〉現在地をテキストで確認する方法
自転車接触事故に遭遇
先日、思わぬハプニングに遭遇しました。
昼下がりに出掛けたときのことです。
突然、ガシャーンという大きな金属音。思わず目を向けると、前方で女性2人が自転車ごと倒れています。
片方の女の子は道路に突っ伏したまま立ち上がれず、もう一人は途方にくれている様子です。思わず駆け寄りました。
「大丈夫ですか?」
「頭を打っていませんか?」
次々と声をかけますが、女の子は「痛い。痛い。」と呻くだけで返事をする余裕もないようです。
意識はあるようだけれど怪我の程度が分からない。
救急車を呼んだほうがいいのだろうか…。
ちょうど通りかかった男性が「大丈夫ですか。救急車を呼びますか?」と声をかけてくれたので迷いを振り切ってお願いしました。
数分後、警察と救急車が到着。その頃になって、ようやく女の子も少し話しができる状態になってきました。思ったよりひどくないようなので一安心です。
状況を説明し、一通りの処置を見届けた後その場を離れました。
今回感じた問題点は
とっさのアクシデントに出くわしたときにどうすべきかは防災意識と似ている気がします。
もっとひどい状況だったらうろたえて何も出来なかったかもしれません。怪我に対する緊急時の処置や、やってはいけないことを一度確認しておく必要も感じました。
救急車については安易に使うつもりはありませんが、今回は女の子の症状が判断出来かねたので素人判断でなく呼んだのは正解だと思っています。
むしろ自分の中で問題だと思ったのは、救急車を自分で呼んでいたら現在地を説明できなかったという事でした。
外出先で、しかも生活圏外で自分の所在地を説明するにはどうしたらいいのだろう?
地図アプリを使えば簡単!
グーグルマップの現在地を長押しする
帰宅後、調べてみました。
一番便利そうなのが、この方法。
- 地図アプリ“グーグルマップ”を起動する
- 現在地を示す青い丸部分を長押しする
- 画面下部に住所がテキストで表示される
これで慌てなくても済みそうです。
救急車に伝えなければいけないこと
ついでに、救急車を呼ぶときに聞かれることも調べてみました。主に聞かれるのは、次の内容になるようです。
- 119番にダイヤル
- 「火事ですか?救急ですか?」と聞かれたら、「救急です」と答える。
- 住所、目印を告げる。
- 事故や傷病者の状態を説明する。
- 通報者の氏名、電話番号を告げる。
救急車を呼ぶか判断に迷ったときは、まず#7119(救急相談センター)、#8000(子ども医療電話相談)へ電話する
ちなみに地域によっては、救急車を呼ぶかどうか判断に迷ったとき、事前相談できる電話相談窓口があるそうです。
#7119 救急相談センター
事前に症状を伝えて、緊急性があるのか相談できるそうです。
東京消防庁<安全・安心情報><救急アドバイス><救急車の適正利用にご協力を!><救急車の適正利用のお願い!!>
まだ使えるのは大都市中心のようですが、こうしたサービスが全国的に使えるようになるといいですね。
お住まいの地域について一度確認しておくと安心です。
ちなみに、お子さんのいる方はこちらが使えます。全国どこでも使えるそうです。
#8000 子ども医療電話相談
https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html
誰も素通りしない素晴らしさ
それにしても、今回の件は改めて日本はいいなぁと思わせてくれる出来事でした。(日本のことしか知らないのでこういう書き方ですが。)
まずは、通りすがりの男性。仕事中だったでしょうに躊躇なく声をかけてくれました。
そして、もう一人。通りかかった若い奥さまも「近くに内科があります。呼んできましょうか。」と、声をかけてくださいました。
誰も素通りする人がいません。
さらに、電話をしてから数分で駆けつけてくれる警察や救急隊員のテキパキした対応。
最近、信じられないような事件や事故のニュースを多く耳にするので、こんな風に身の回りではこうして助け合えることができるのだということが感じられて嬉しく思いました。
ナチュラルクリーニング事始め
洗剤ってこんなに必要なの?
今までそれほど気にもとめてきませんでしたが、家の中には意外とたくさんの洗剤があります。
ざっと見回しても、台所用、洗濯用、お風呂用、トイレ用。その上、たとえば洗濯用ならおしゃれ着用や漂白剤、台所用なら食器用、油汚れ専用などといったように用途別に細分化していけばその何倍もあります。
「キレイを維持するためのモノ」に一体どれだけ囲まれて暮らしているのか。
おまけに、これらを「在庫チェックしては買い足す」という作業にどれだけ時間と労力とスペースを使っていることか。
そもそも、こんなに必要なの?
ナチュラルクリーニング事始め
もっと、「ひとつで何役」っていうような洗剤はないのだろうか。
そこで思い出したのが、「クエン酸」や「セスキ炭酸ソーダ」などを使ったナチュラルクリーニングと呼ばれる方法。
これまでも試したことがないわけではありません。
でも、続かなかった。
なぜなら面倒だったから。
それに、分かりやすい効果がなかったから。
それでも、環境にも負荷をかけることが少ないというのはやっぱりとても魅力的。
もう一度調べてみました。
こうしたナチュラルクリーニング術にたけた先人は山ほどいて、そうした方の家にはすでに塩素系洗剤すらないと書かれている。
そんなことは出来るのだろうか?
家の中の洗剤を思い出して考える。
しかし‼︎
ひとつでも減らせるのなら、それだけでもやる価値はある。 ひとり力強く決意したのでした。
準備したのは3つ
早速、見よう見まねで用意してみたのは「重曹」、「セスキ炭酸ソーダ」、「クエン酸」の3つ。
まずは、水を加えた「セスキ水」と「クエン酸水」を作ってみました。スプレーボトルに入れて完成です。
◆セスキ水
- セスキ炭酸ソーダ 小さじ1
- 水 500cc
◆クエン酸水
- クエン酸 小さじ1
- 水 200cc
ついでに家にあったハッカ油を数滴加えてみました。ほんのりと清涼感のあるミントの香りがしていい感じです。
重曹は使うたびに重曹ペースト(重曹3:水1)として使います。
「安全」であることへの安心感
後片付けが終わったキッチンのシンクやコンロもシュシュッとお掃除。
電子レンジや冷蔵庫などの家電製品は直接スプレーしない方がいいそうなので、スプレー水をキッチンペーパなどに染み込ませてお掃除。
スプレーボトルを数本用意し、キッチン回り、洗面台、お風呂、トイレ、リビングの壁紙などあらゆる場所に試してみます。
(但し、セスキや重曹はアルミや銅、漆製品は不可などの注意事項があります。あらかじめ注意書きの確認をお願いします。)
確かにステンレスがピカピカしてキレイになった気がします。
なにより安全であること、自然にもやさしいと思うと安心して使えます。
最初に効果があらわれたのはお風呂場の鏡
掃除を始めてから劇的に効果があったのはお風呂場の鏡でした。
うっすらと白っぽく曇ってしまった鏡の汚れ。
お風呂用の洗剤ではまったく落ちませんでした。
バスタブ掃除のついでにスプレーしていた2日目。
「あれ⁉︎ もしかしてキレイになってる‼︎」
本当に効果があるのかもしれない。嬉しい‼︎
洗濯にも使ってみた
気をよくして、洗濯用洗剤としても試してみました。
◆洗濯に使用する場合
水30リットルにセスキ炭酸ソーダ大さじ一杯くらいが目安
(注意:多すぎるとベタつきます。)
ちょうど、3週間くらい試してみたところです。
こう言っては何ですが、正直いいのかどうかよく分かりません。
すでに薄物の季節ですし、軽く汗ばむ程度でそもそもそんなに汚れがあるわけではないので判断しかねるのです。夫に至っては洗剤の変化に気がついてもいません。
したがって、消去法ですが「問題がないため問題なし」と判断しています。
しばらく続けながら様子をみたいと思います。
上手くいかないことも
なかには思うようにいかないものもありました。
例えば、鍋の焦げつきやえり汚れ。重曹ペーストやセスキ水スプレーを使ってみましたがどうもイマイチ。
他にも重曹は歯のホワイトニングにもよいと書かれたものもあったので恐る恐る試してみました。(注意:食品用になるものとならないものがあります。)
確かに、歯医者さんの定期検診で仕上げに噴霧されるのと同じ味がする。要は、しょっぱかったのです。
でも、あるHPでは研磨力が強すぎるので歯の表面を削ってしまうということがあると書かれている記事もありました。これは慎重にした方が良さそうです。
まだまだ試行錯誤が続きます。
少しずつ生活習慣を変える
まだ始めてから一ヶ月あまり。
まだまだ使いかけの洗剤もあるため目に見えては減りませんが、とりあえず、お風呂用の洗剤が我が家から消えました。
今度こそ、本当にナチュラルクリーニングを生活に取り入れることが出来るのか、これからも試行錯誤が続きます。
浅草寺 ほおずき市に行ってきました
夏の風物詩とといわれるお祭りが続いています。
先日の朝顔まつりが楽しかったので、ついつい欲張って浅草寺のほおずき市にも行ってみることにしました。
境内を中心にたくさんのほおずき市がたっています。
よしずが張り巡らされた屋台にほおずきと風鈴が吊るされていて涼やかです。
ほおずきって下の方から赤くなっていくのですね。すでに赤くなっているものしか見たことがなかったので知りませんでした。
なかには、こんな風に枝で売っているものもありました。とにかく、すごく大きい‼︎
値段は主流の鉢植えが2500円、枝で売っているものが1000〜1200円くらいでした。
子供のころ、しもやけになるとほおずきを塗るよう親から言われてしぶしぶつけていました。ほおずきはかわいいけれど、実の部分を塗るのはベタベタして苦手でした。ずいぶん昔の思い出です。いまは、しもやけになる子なんていないのかもしれませんね。
案の定、また一鉢増えてしまいました。
ここのところ花を飾るということを忘れていましたが、こうして生きているものが家の中にあると家の空気も変わるような気がします。
入谷の朝顔まつりに行ってきました
あいにくの空模様ではありましたが、思い切って入谷の朝顔まつりに行ってきました。
「恐れ入りやの鬼子母神」で有名な真源寺を中心とした歩道沿いに朝顔市が立ち並んでいます。
行燈仕立てに仕立てられた色とりどりの朝顔は、見ているだけで自然に気持ちが浮き立ってきます。
昼近くに到着したので朝顔は少し萎れ気味ですが、たくさんの朝顔の鉢が並ぶ様は圧巻でした。
そもそも、朝顔にこんなに種類があるなんて知りませんでした。曜白朝顔、日本朝顔、西洋朝顔、琉球朝顔等々。団十郎と呼ばれる薄茶色のものは新しい品種なのか「団十郎もありますよ〜!」という売り子さんの呼び声をよく耳にしました。
とにかく、朝顔が飛ぶように売れています。
中には、宅配業者のお兄さんが配送用と思われるたくさんの鉢を両手いっぱいに持ってどこかに運んでいます。
価格はだいたい一鉢二千円くらい。品種やサイズによっては三千円から五千円くらいなものも見かけました。
私も散々悩んだあげく、淡い優しい色合いの日本朝顔を一鉢買ってきました。
近くの路地を歩いていても、朝顔まつりで購入してきたと思われる鉢が玄関先に置かれている住宅がちらほら。そんな風に毎年朝顔を買うことを楽しんでいるなんて素敵ですね。
我が家でも、普段は全く花に興味を示さない夫でさえ珍しく気になるようで、翌朝一番にベランダに置いてある鉢の様子を見に行っていました。
きっと、あの朝顔まつりで購入していったどの家庭でも同じように一鉢の様子を気にかけていることでしょう。そんなことを考えると少し幸せな気持ちにさせてくれます。いいものですね。
七夕を挟んで三日間。
明日まで開催されています。
(今朝もキレイに咲いてくれました。)
便利‼︎ 食器洗いのストレスを減らす一工夫
すっかり忘れてました。
こんな便利な方法があったのに。
最近、ナチュラルクリーニングにはまっている私。
これらを使って、どれだけ家の中の洗剤を変えていかれるか毎日試しています。
こんまりさん流にいえば、ひとりで「洗剤祭り」です。
🔳もっと簡単に
しかし、そんなことよりももっと簡単な方法を知っていたのを思い出しました。
それは、かや織りふきんを使った食器洗いです。
下洗いをした後、食器をすすいでいくときに使用します。スポンジを使うような要領で洗うだけです。
なんとなくスッキリとしない油汚れの残り。お弁当箱の隅のぬめり。そうしたものが、このかや織りふきんでキュッキュッと洗い上げていくと気持ちよくとれるのです。不思議です。
この方法は、昔 母が料理教室に行ったときに先生から教わったと言っていました。半信半疑でマネしてみると本当にスッキリ!
早く洗い上がるので使用する水の量も減るような気がします。
以前は、新しいものを食器洗い用におろし、少しくたびれてきたら台拭きにおろすという風に順ぐりに使っていたのに自分でもすっかり忘れていました。
さっそく、この習慣をもう一度復活させることにします。
安くて楽ができエコにもよいかや織りふきん利用法。よかったらお試しください。
郵便局の「不在届」を活用する
🔳知っていると便利
誰にでも必要な情報ではないかもしれませんが、いざという時に知っていると便利なのが郵便局の不在届です。
現在、我が家は夫の仕事の都合で2拠点を行ったり来たりする生活をしています。
そうすると、困るのが郵便物。
宅配便は発注したときに配送日指定することができますが、郵便物はいつ届くのか分かりません。
一番困るのが書留など直接受け取る必要があるものです。保管期限が過ぎると返送されてしまい、再発送依頼の手続きが面倒です。
重要度の低い郵便物でもポストが一杯になってしまうのは、いかにも「今、留守にしております。」という感じで不用心です。
不在通知書に記されている保管期間は1週間だけ。それが過ぎると、翌日には発送元に返還されてしまいます。
🔳「不在届」を活用する
郵便局で相談したところ、最長30日までなら「不在届」の手続きができることを知りました。
手続きは簡単です。
郵便局の窓口で所定の用紙に記入し、身分証明書の提示をするだけです。ちなみに、記入項目は以下の通り。
- 住所
- 氏名
- 電話番号
- 不在期間
不在期間の翌日に、まとめて自宅に配達してもらえます。
詳しくは、こちらでご確認ください。
長期間不在とする場合の郵便物等の配達について教えてください - 日本郵便
ときには、帰省や旅行など長期間不在になる機会もありますよね。不在時の心配がひとつなくなりますのでオススメです。
上半期の振り返り
紫陽花が街中で咲いていてキレイですね。
梅雨の季節の楽しみです。
今日から7月。区切りもいいので上半期の振り返りをしたいと思います。(この記事は自分の備忘録とモチベーションのために書いております。)
では、早速。
1、アウトプットする
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ブログ記事、50件を超えました。
- 家計の整理と資産運用
- 老後不安の解消
- “ノープラ生活”への挑戦
- 洗剤の集約化
- 家事の効率化と暮らしのミニマム化
- 防災への取り組み
2、50才からのIT化生活
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ネット銀行の開設と活用
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スマホアプリの活用
- キャッシュレス決済
- スマホを使って健康管理
- 基本的なITレベルの底上げ
3、暮らしを整える
- マイナンバーカード作成
- 銀行口座の整理
1、アウトプットする
細々とブログを続けていますが、この作業は私にとって「書くことによって整理する」手段になっています。
ブログを始めようと思ったときには、もっと暮らしの断捨離やミニマム化。もしくは、好きな本の話しや、もっと大好きな食をテーマに書いていくつもりでした。
ところが、自分にとっての「心地よい暮らし」を探していこうと思っていたら、先に向き合わなければいけなくなったのは漠然とした将来への不安。とりわけ、経済的な不安でした。
心の片隅で不安には思っていたけれど、文字にしてみたら思った以上に自分が不安を感じていることに気づき、きちんと向かいあわざるを得なくなりました。
まさか自分のブログに“資産運用”の文字が出てくる日がくるとは夢にも思いませんでした。苦笑。
それとともに、“これからのテーマにしたいこと”に書いたのが、「今、興味を持っていること、取り組んでいること」です。
まずは、100記事達成を目指して自分の暮らしがどう変化していくのかを体験してみたいと思います。
2、暮らしをIT化する
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ネット銀行活用
はじめてネット銀行の口座開設をしました。
振込手数料の安さ、利息の良さ、営業時間に縛られないのは魅力ですが、セキュリティについてはやはり不安があります。活用しながら利用法を確認していきたいと思います。
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スマホアプリの活用
スマホアプリを意識的に使いはじめて、すっかり生活の中に定着してきました。
とくに、リマインダーアプリ、ポイントアプリ、あとは美容院や高速バスの予約などには毎回活用しています。
そして、なかでも上半期の生活スタイルで一番変わったのが家計簿アプリzaimの活用かもしれなません。夫と同期してお互いに入力しているため、以前よりも家計について話しをする時間も増えました。
こうしたアプリが便利であることももちろんですが、将来的に「買い物弱者」ならぬ「IT弱者」にならないよう今のうちから少しずつ慣れておきたいと思っています。
3、暮らしを整える
この項目については上記の通りです。
1.の中にも書いた、“今興味を持っていること”とともに取り組んでいきたいと思います。
🔳まとめ
上半期は環境の変化が大きいときでした。
2回の引越し、身内の闘病、自分の体のメンテナンス、ハローワーク通いに実家の片付け等々。思った以上に慌しい日々でした。
今後は少し落ち着いて、自分のアンテナに引っかかったことを見逃さず、暮らしを整えていかれたらと思っています。